アプリ「Karabiner」を使って、Macのキーバインドを変更する方法を紹介します。
目次
Karabiner
Karabinerをダウンロードするために以下のURLにアクセスします。
ページの真ん中の方にある「Karabiner-XX をダウンロード」をクリックします。クリックするとKrabinerのインスーラファイル(dmg)のダウンロードがはじまります。
ダウンロードしたファイルを起動し「Karabiner」をインストールします。インストールの詳細はこちらをご覧ください。
キーバインドの変更
あらかじめ多数のキーリマップが用意されているので、変更したいものにチェックを入れるだけで、キーバインドを変更することができます。
キーリマップはカテゴリーごとに分けられています。
例えば「Emacs Mode」。Emacs使いには便利ですね。
「Control + Y to Command + V」にチェックを入れると、「Control + Y」を押すと、貼り付けのキーバインド「Command + V」が実行されます。
このように変更したいキーバインドを探し、チェックを入れるだけでOKです。
独自設定を追加 - Private.xmlの編集
お好みのキーバインドがない場合は、「Private.xml」ファイルを編集して「独自のキーバインド」を追加することもできます。
上部タブメニュー「Misc & Uninstall」をクリックします。
すると、このように Finderの「Karabiner」フォルダが開くので、「private.xml」を編集します。
「private.xml」のフルパスはこちらです。
/Users/ユーザー名/Library/Application Support/Karabiner/private.xml
例えば、「Control + W」押すと「Command + W」を実行するキーバインドは以下のように編集すれば、OKです。
[xml]
<?xml version="1.0"?>
<root>
<item>
<name>Private Key</name>
<appendix>Change Control+W to Command+W</appendix>
<identifier>private.app_chrome_command_to_ctru</identifier>
<autogen>--KeyToKey-- KeyCode::W, VK_CONTROL, KeyCode::W, VK_COMMAND</autogen>
</item>
</root>
[/xml]
「private.xml」ファイルの編集が完了したら、独自設定を反映しましょう。
すると、このように「private.xml」ファイルのキーバインドが追加されます。
インストール
dmgファイルを開き「Karabiner.pkg」を実行します。
すると、インストーラが起動するので、「続ける」をクリックします。
パスワードを入力し、「ソフトウェアをインストール」をクリックします。
「アクセシビリティ機能の制御」に関するポップアップが表示されるので、「システム環境設定を開く」をクリックします。