Windows 11 - レジストリをバックアップする/復元する方法

windows 11 backup registry

Windows 11のレジストリをバックアップする/復元する方法を紹介します。

レジストリは安易に編集すると、Windowsの挙動がおかしくなったり、最悪の場合起動しなくなる……といった問題が発生する可能性があります。

そのためレジストリを修正する前には必ず! レジストリの全体をまるごとバックアップを取得し、いつでも復元できるように用意しておくと、いざっ! というときに助かります。

ここでは「復元ポイントの作成」「レジストリエディター」を使って、レジストリをバックアップ・復元する方法をみていきます。

レジストリのバックアップには「復元ポイントの作成」が簡単でトラブルも起きにくいので、おすすめです!

レジストリをバックアップする方法は?

Windows 11 のレジストリをバックアップする方法は次の手順です。

  1. [復元ポイントの作成] を起動する

    backup restore registry windows 11 01

    1. スタートメニューで [復元ポイント] を検索し
    2. [復元ポイントの作成] を起動します。
  2. システムドライブを選択し、[作成] をクリックする

    backup restore registry windows 11 02
    システムのプロパティです。

    1. [Cドライブ] を選択し
    2. [作成] をクリックします。

    システムの保護が「無効」になっている場合はこちら。

  3. 復元ポイントを作成する

    backup restore registry windows 11 03
    復元ポイントの作成です。

    1. 復元ポイントの識別に役立つ説明を入力し(ここでは「レジストリのバックアップ」)
    2. [作成] をクリックします。

    backup restore registry windows 11 04
    すると、復元ポイントの作成がはじまります。

    backup restore registry windows 11 05
    これで復元ポイントの作成が完了します。「閉じる」をクリックします。

これで Windows 11 レジストリをバックアップする方法の解説は終了です。

レジストリを復元する方法は?

Windows 11 のレジストリを復元する方法は次の手順です。

  1. [復元ポイントの作成] を起動する。

    backup restore registry windows 11 06

    1. スタートメニューで [復元ポイント] を検索し
    2. [復元ポイントの作成] を起動します。
  2. [システムの復元] をクリックする。

    backup restore registry windows 11 07
    システムのプロパティです。[システムの復元] をクリックします。

  3. [復元ポイント] を選択する。

    backup restore registry windows 11 08
    システムファイルと設定の復元です。[次へ] をクリックします。

    backup restore registry windows 11 09

    1. [復元ポイント] を選択し
    2. [次へ] をクリックします。
  4. システムを復元する。

    backup restore registry windows 11 10

    1. 表示されている [復元ポイント] を確認し
    2. [完了] をクリックします。

    backup restore registry windows 11 11
    「はい」をクリックし、復元を続行しましょう。

    いったシステムの復元を開始したら、中断することはできません。続行しますか?

    backup restore registry windows 11 12
    すると、システムの復元がはじまります。再起動を伴います。

    PC環境によって異なりますが、10分以上はかかるので気長に待ちましょう。

これで Windows 11 レジストリを復元する方法の解説は終了です。

レジストリエディターによるバックアップと復元

レジストリエディターによるレジストリのバックアップと復元方法をみていきます。

レジストリのバックアップ(エクスポート)

  1. 「スタートボタン」を右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を起動します。
  2. 「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. 左側の「コンピューター」を選択し
  4. 上部メニュー「ファイル」→「エクスポート」をクリックします。
  5. レジストリのバックアップの名前を入力し、「保存」をクリックします。
  6. これでレジストリのバックアップは完了です。

レジストリエディターの詳細は、Windows 11 レジストリエディターを起動する方法をご覧ください。

レジストリのバックアップ(インポート)

  1. 「スタートボタン」を右クリックし、「ファイル名を指定して実行」を起動します。
  2. 「regedit」と入力し、「OK」をクリックします。
  3. 左側の「コンピューター」を選択し
  4. 上部メニュー「ファイル」→「インポート」をクリックします。
  5. バックアップファイルを選択し、「開く」をクリックします。
  6. コンピューターを再起動します。