PCゲームや重たいアプリケーションを動かす場合のハードウェア性能のひとつの指標利用されている「Windows エクスペリエンス インデックス(WEI)」が、Windows8.1から利用できなくなりました。
しかし、WEIスコアを測定するコマンド(WinSAT.exe)は残されているので、コマンドラインからWEIスコアを測定することができます。
以下では、コマンドラインから「エクスペリエンス インデックス」の性能スコアを測定する方法を紹介します。
性能スコア測定 - WinSAT.exe
Windowsへサインインし、「コマンドプロンプト」を起動します。
WindSAT.exe コマンドを実行します。
C:\>c:\Windows\System32\WinSAT.exe formal
実行すると「Windows システム評価ツール」が起動し、WEIのスコア測定がはじまります。
Windows システム評価ツール > 正式な評価を実行しています > 実行中: 機能の列挙 '' > 実行時間 00:00:00.00 > 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 '-aname DWM -time 10 -fbc 10 -disp off -normalw 1 -alphaw 2 -width 1280 -height 1024 -winwidth C(1144) -winheight C(915) -rendertotex 6 -rtdelta 3 -nolock' > デスクトップ グラフィックスのパフォーマンスを評価中 … 略 …
WEIの測定結果は「C:\Windows\Performance\WinSAT\DataStore」ディレクトリにxml形式で保存されます。
「日時 Formal.Assessment(Recent).WinSAT.xml」ファイルをみてみましょう。
このようにXML形式でWEIスコアが算出されています。XML形式のスコアの見方は以下の通りです。
基本スコア | SystemScore |
メモリ | MemoreScore |
プロセッサ | CpuScore |
グラフィックス | GraphicsScore |
ゲーム用グラフィックス | GamingScore |
プライマリ ハードディスク | DiskScore |