Windows 11/10 - 回復ドライブの作成と使い方(USBメモリ)

windows 11 10 recovery drive

Windows 11/10 の回復ドライブの作成と使い方を紹介します。

回復ドライブを作成しておけば、Windowsのスタートアップ修復でも回復できず、PCを起動できない場合でもPCをリセットしたり、問題のトラブルシューティングを行ったりすることができます。

また、回復ドライブを使用してWindowsを再インストールすることができるので、万が一のために作成しておきましょう。

回復ドライブの作成には、16〜32GB以上のUSBメモリが必要です。

回復ドライブを作成する方法は?

回復ドライブを作成する方法は次の手順です。

  1. パソコンにUSBメモリを接続する


    用意したUSBメモリをパソコンに接続しましょう。

  2. [回復ドライブ] を起動する

    windows 10 create usb recovery drive 01

    1. 検索フォームに [回復ドライブの作成] と入力し
    2. [回復ドライブの作成] をクリックします。

    windows 10 create usb recovery drive 02
    ユーザーアカウント制御です。「はい」をクリックし、作成を続行しましょう。

  3. システムファイルを回復ドライブにバックアップする

    windows 10 create usb recovery drive 04
    回復ドライブの作成です。

    windows 10 create usb recovery drive 05

    1. [システムファイルを回復ドライブにバックアップします。] にチェックを入れ
    2. [次へ] をクリックします。
  4. [USBフラッシュドライブ] を選択する

    windows 10 create usb recovery drive 06

    1. [ドライブは16GB以上のデータを格納できる必要があり、ドライブ上のすべてのデータは削除されます。] とのことです。
    2. [使用可能なドライブ] を確認・選択し
    3. [次へ] をクリックします。
  5. [回復ドライブ] を作成する

    windows 10 create usb recovery drive 07

    1. ドライブ上のすべてのデータが削除されます。このドライブに個人ファイルが含まれている場合は、バックアップしているかを確認しましょう。
    2. バックアップを確認したら [作成] をクリックします。

    windows 10 create usb recovery drive 08
    回復ドライブの作成中です。次の手順で回復ドライブが作成されます。

    1. ドライブのフォーマット
    2. ユーティリティのコピー
    3. システムファイルのバックアップ
    4. システムのコピー

    回復ドライブの作成には、かなりの時間がかかります。

  6. [回復ドライブ] の準備完了

    windows 10 create usb recovery drive 09

    1. 回復ドライブの準備ができました。
    2. [完了] をクリックします。

    Microsoftは、作成した回復ドライブを1年に1回再作成することを勧めているので、定期的に再作成しましょう。

これで Windows 11 回復ドライブを作成する方法の解説は終了です。

回復ドライブの使い方

回復ドライブの使い方をみていきます。

  1. Windows を初期化してみる。

    初期化できない場合は次の手順に進みましょう。

  2. 回復ドライブ(USBメモリ)をパソコンに接続する。


    作成した回復ドライブ(USBメモリ)をパソコンに接続します。

  3. 回復ドライブから起動する。

    パソコンの電源投入し、回復ドライブ(USBメモリ)から起動しましょう。

    USBメモリから起動する方法はパソコンによって異なります。

    • 電源ボタンを押し、「F8」キーを連打する
    • 電源ボタンを押し、「F12」キーを連打する
    • 「F3」キーを押しながら、電源ボタンを押す
    • ……など

    「メーカー名 usb boot」といったキーワードで、検索してみましょう。

  4. キーボードレイアウトを選択する。


    回復ドライブから起動しました。キーボードレイアウトを選択しましょう。「Microsoft IME」を選択します。

  5. [オプションの選択] → [ドライブから回復する] を選択する。


    オプションの選択です。「ドライブから回復する」を選択しましょう。

    このPCに接続した回復ドライブからWindowsを再インストールします。個人用ファイルとアプリはすべて削除されます。

  6. 回復キーを入力する。


    BitLokcer(ドライブの暗号化)を有効にしている場合は

    1. 「回復キー」が必要になります。
    2. 「回復キー」を入力し
    3. 「続行」をクリックします。
  7. ファイル削除 or ドライブのクリーンアップ。


    どちらかを選択しましょう。

    • ファイルの削除のみを行う
      PCを引き続き使用する場合は、このオプションを選んでください。
    • ドライブを完全にクリーンアップ
      PCをリサイクルする場合は、このオプションを選んでください。処理に数時間かかることがあります。

    ここでは「ファイルの削除のみを行う」を選択しました。

  8. デバイスをリセットする準備。

    1. デバイスをリセットする準備はできていますか?、注意事項を読んで問題なければ
    2. 「回復」をクリックします。
  9. PCの回復。


    PCの回復がはじまります。

  10. Windowsのインストール。


    しばらくすると、Windowsのインストールがはじまります。

  11. 言語の選択。

    windows 10 create usb recovery drive a09

    1. 言語を選択し
    2. [はい] をクリックしましょう。
  12. Windowsのセットアップ。


    あとは画面の指示に従って、Windowsをセットアップすれば、OKです。

これで回復ドライブの使い方の解説は終了です。

クリーンインストール

回復ドライブを作成していない場合はこちらを参考にWindows 11/10をクリーンインストールしましょう。

Windows 11/10の使い方

Windows 11/10 の使い方や設定はこちらをご覧ください。