Windows 10 - プロセス(アプリ)に CPUコアを割り当てる方法

windows 10 cpu

Windows 10 で起動しているプロセス(アプリ)に CPUコアを割り当てる(変更する)方法を紹介します。

最近では、マルチコア・プロセッサー(CPU)を搭載しているパソコンが当たり前になってきました。マルチコア・プロセッサーとは、1つのプロセッサー内に複数のプロセッサ・コアが搭載されているCPUのことです。CPUのコア数が2つであれば「デュアルコア」、4つであれば「クアッドコア」……と呼ばれています。

Windows ではプロセス(アプリ)の実行をどのCPUコアに割り当てるかを設定することができるので、ここではその方法を紹介します。

プロセス(アプリ)に CPUコアを割り当てる

それでは実際に割り当てる方法をみていきます。

windows 10 process cpu core 01
タスクバーの検索ボックス(フォーム)をクリックします。

windows 10 process cpu core 02
「task」と入力し

windows 10 process cpu core 03
表示される「タスクマネージャー」をクリックします。

windows 10 process cpu core 04
クリックすると「タスクマネージャー」が起動するので

windows 10 process cpu core 05
CPUコアを変更したいプロセスを選択し、右クリックしましょう。

windows 10 process cpu core 06
すると、このようなメニューが表示されるので、その中の「詳細の表示」をクリックします。

windows 10 process cpu core 07
クリックすると、さまざまなプロセスの詳細が表示されるので

もう一度、プロセス(アプリ)を右クリックし

windows 10 process cpu core 08
表示されるメニューの「関係の設定」をクリックします。

windows 10 process cpu core 09
クリックすると、「プロセッサの関係」という小さなウィンドウが表示されるので

windows 10 process cpu core 10
プロセスを実行するCPUコアを選択しましょう。

  • すべてのプロセッサ
  • CPU 0
  • CPU 1
  • CPU 2
  • CPU 3

この例では、4つの CPU コア(クアッドコア)が表示されていますが、お使いのコンピューターによって、表示されるコア数は異なります。

windows 10 process cpu core 11
あまり重要でないプロセスであれば、使用するコアの数を絞る(少なく)する……といったように設定します。

windows 10 process cpu core 12
設定が終わったら、「OK」をクリックします。

Windows10 - CPUのコア数・スレッド数を確認

Windows10の使い方と設定