Windows11のIPアドレスを確認/固定する方法を紹介します。
IPアドレスは、パソコンやスマホなどのネットワーク機器を識別するための番号のことです(住所みたいなものです)。
IPアドレスをベースとしたリモートデスクトップやファイルの送受信などを行う場合に自分のパソコンのIPアドレスを確認する必要があります。
ということで、ここではIPアドレスを確認する方法をみていきます。IPアドレスには、IPv4とIPv6があります。どちらとも確認する方法を覚えておきましょう。
また、IPアドレスは静的に固定することもできるので設定方法を合わせてみていきます。
タップできる目次
IPアドレス(IPv4/IPv6)の確認
IPアドレスを確認する方法はいくつかあるので、ひとつずつみていきましょう。
①Windowsの設定
まずはWindowsの設定で、IPアドレスを確認する方法をみていきます。

①「Windowsロゴ」を右クリックし
②「設定」をクリックします。
Windowsの設定

Windowsの設定です。
①左メニューの「ネットワークとインターネット」を選択
②「Wi-Fi」あるいは「イーサネット」をクリックしましょう。

「ハードウェアのプロパティ」をクリックします。
IPアドレスの確認

IPアドレスを確認しましょう。
①「IPv6 アドレス」
②「IPv4 アドレス」
この例では
IPv6 アドレスは「240b:252:7040:5000:e5c3:2e55:dc7f:35ab」
IPv4 アドレスは「192.168.11.10」
になります。
②Windowsターミナル(ipconfigコマンド)
次はWindowsターミナル(ipconfigコマンド)で、IPアドレスを確認する方法をみていきます。

①「Windowsロゴ」を右クリックし
②「設定」をクリックします。
Windowsターミナル

Windowsターミナルです。
「ipconfig」と入力し、Enterキーを押しましょう。
IPアドレスの確認

IPアドレスを確認しましょう。
①「IPv6 アドレス」
②「IPv4 アドレス」
Windows 11のIPアドレスを固定(静的に)する方法を紹介します。
IPアドレスを固定(静的に)
ネットワーク環境にもよりますが、大抵の場合IPアドレスは、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)によって自動的に割り当てられるようになっています。
※ DHCPによる自動割り当てでは、IPアドレスが変更される場合があるので、IPアドレスをベースとしたリモートデスクトップやファイルの送受信などを行う場合は、IPアドレスを固定しておいたほうが便利です。
IPアドレスは「設定」から簡単に固定(静的に)することができるので、ここではその方法をみていきます。
それでは実際に設定してみましょう。

①「Windowsロゴ」を右クリックし
②「設定」をクリックします。
Windowsの設定

Windowsの設定です。
①左メニューの「ネットワークとインターネット」を選択
②「Wi-Fi」あるいは「イーサネット」をクリックしましょう。

「ハードウェアのプロパティ」をクリックします。
IPアドレスの編集

IP割り当ての「編集」をクリックします。
DNS設定の編集

DNS設定の編集です。
①「自動」から「手動」に変更します。
②IPv4を「オン」にします。
③「IPアドレス」「サブネットマスク」「ゲートウェイ」「優先DNS」を入力し
④「保存」をクリックします。
IPアドレスの確認

最後に設定したIPアドレスを確認しておきましょう。
これで固定IPアドレスへの設定は完了です。
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